【熊本のオススメスポット】崎津教会(世界遺産)
入江の片隅に ひっそりと佇む教会
ここは
熊本県天草市にある「崎津(さきつ)」
とてもきれいな水の海に囲まれた町
細い路地を歩いていると
色 取り取りの貝屋さん
これ、天然の色、なんですよ!
貝は 小さい時から きれいな色
名前は 緋扇貝(ひおうぎがい)
その貝やさんの向かいにある
「崎津杉ようかん」
天草が地元のお友達が
ここのが美味しいと教えてくれた☺︎
この杉ようかん
1790年(寛政二年)
徳川家斉が将軍になったお祝いに向かった
琉球王国の使節船が難破して
崎津の人に助けてもらったお礼に
伝授されたものだそうです。
助けてもらったお礼に伝授するという
発想、なんだか、すきです。
ピンクのところは
ドラゴンフルーツで色付けされている
歴史が長い 杉ようかん
1日で限られた個数
早くなくなるそうなので
訪れる際には早めにお買い求めを〜♪
そして 少し先にすすむと
まるで町の会館のように
ひょっこり現れたのが
中は撮影禁止でしたが
めずらしく畳のある教会
1934年(昭和9年)に
ハルプ神父(フランス人宣教師)によって
建てられました。
ここは教会が建てられる以前
「踏み絵」を踏む
「絵踏み」の行われた場所。
1566年(永禄9年)
天草にキリスト教が伝来して
崎津はSaxinoccu(サシノツ)と呼ばれ
宣教師と商人にとって
重要な港として機能していた場所。
約50年後 江戸幕府が
1619年 禁教令発布
宣教師は追放され
キリシタンの弾圧が強まりました。
崎津でも
厳しい弾圧の元
キリシタンたちは
迫害を受けた歴史があり
しかし、日本が開国し
1873年 禁教の高札が撤去
されるまでの250年もの間
潜伏して教えを守り続けた
信徒たちがいたのです。
世界でも類のない
潜伏キリシタンの歴史
この崎津地区は
今年、2018年7月
世界遺産登録をされた町です。
その歴史に触れられる場所が
信心具(しんじんぐ)として用いられた
アワビやタイラギなども展示されてる。
この町はそういった隠れキリシタンと
同時に神道、仏教が共存したところで
御朱印も珍しく キリスト教・神道・仏教
三つで一つとなってます
御朱印がいただける場所は
この路地を入り
階段を登った先 こちら↓
小さな海沿いのこの町にくると
守り続ける大切な心のエネルギーを
うけとることができるかもしれませんね。
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「信じるチカラ」
わたしたちは、自分の中にある
自分でもまだ気づいていない能力が
たくさん秘められている。
過去を検証することも時には大切ですが
自分の中にあるけれど
まだ知らない自分の可能性を信じること
想像以上の未来は
待っている、あなたのことを。
Tarot Therapist 南咲佳歩☆
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【崎津教会】
住所:熊本県天草市河浦町﨑津539
地図:Google MAP
【崎津資料館みなとや】
住所:熊本県天草市河浦町崎津463
地図:Google MAP
【杉ようかん:南風屋はいや】
住所:熊本県天草市河浦町崎津454
地図:Google MAP
<PHOTO>
SAKITSU(AMAKUSA/KUMAMOTO)
JAPAN
31-Augst-2018