情熱 〜パキスタンとノーベル平和賞を想う〜

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1994年、パキスタンにトランジットで一泊。

何もかもが衝撃的だった。

ヨーロッパやアメリカ旅行経験はあったものの

空港の周りには たくさんの男性ばかり。

イスラム教を深く学んではいなかったが

乗った飛行機内にはコーランが流れ

着陸と同時に歓喜と拍手の嵐に驚かされ

無事生きていることに感謝の気持ちを表し

なんでもない飛行機の旅が

とんでもない奇跡のように感じた瞬間。

 

あれから20年、何が変わったのだろう?

 

2013年、Girls Beeさん企画のセミナーが

パキスタン大使館で行われた際に

タラット・イムティアズ経済大使のお話を聴く

チャンスをいただきました。

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「パキスタンの女性と日本の女性は似ているところがある。」

 

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両国を知る大使の言葉が私の胸を叩きました。

私たち日本国民は、過去、戦争に負けましたが

学校へ行き学ぶ権利と女性でも働く権利を得てます。

現代、日本の雇用の問題は確かにあります。

自身が学んだチカラをどう社会に活かすか?

と、いうことが問われています。

どの時代にも多くの人は安定を求めますが

平和に学んでこれたそのこと自体に感謝して

身近に自分の場所がないならば

自らなにかを生み出す創造力と

他国とコミュニケーションを円滑に行うためのスキル

そして、自尊心が育めるよう意識し

次世代のために環境を整えていくことが必要と考えます。

 

2007年 エジプトへ行ったとき

子供たちはお土産を売るのに必死に声をかけてきます。

そして子供たちが近づいてきて求めてきたものは

「ペン」

お店の店員の大人も日本製のペンが欲しいというのです。

 

2009年 カンボジアへ行ったとき

子供たちはポストカードを売りに駆け寄ってきます。

(このことは前のブログで書きましたが再アップ予定)

わたしは、それを知っていたから

子供自身が喜べるもの

文房具、トランプ、キャンディー

袋づめにして持っていき子供たちに配りました。

 

今の日本でそのような光景

みたことは ありますか?!

 

殺人予告をされても必死に戦う17歳

パキスタンのマララさんの言葉に

共感と尊敬の意をもって応援します。

 

<マララさんのスピーチ全文>

読売オンライン→コチラをクリック

 

わたし自身も病気になって

回復した時に感じた思いは

 

「一度、死んだと思って

精一杯社会や人のために生きる。」

 

あの時、死んでいたかもしれない。

そう思うと私欲よりも生かされた分

できる限りのことをする気持ちが沸いてくる。

 

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あるラジオ番組で

宇宙飛行士の野口聡一さんはこういった。

 

宇宙ゴミはやがて地球の引力にひかれて

大気圏に引き寄せられて燃え尽きてしまう。

 

つまり、地球には自助能力があって

自然の焼却処理があるという。

 

「燃える」= 「情熱」

人間個人のレベルでも

あらゆる破壊的な負のエネルギーを破壊できるのは

平和と平等を願う「愛」そのものなのだろう。

 

Peace & Love

 

Tarot Therapist 南咲佳歩☆
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