101年目のロバート・キャパ展
1998年
映画:プライベートライアン
スティーブン・スピルバーグ監督作品
私は当時映画館に一人で観に行き
大画面で戦場の臨場感を感じた
記憶が 今もある。
「連合国軍ノルマンディー上陸作戦」
この戦争の最前線のキャパの写真(1944年)
映画のモデルとなったと言われてる一枚
この写真は東京都写真美術館の壁一面の拡大 ↓コレ
キャパは、オマハビーチにアメリカ軍と共に上陸
写真のアングルからもわかるように
ドイツ軍の発砲に背を向けて撮影していたのだ。
そもそも【ロバート・キャパ】は
アンドレ・フリードマンとゲルタ・タローの
二人によって創り出された架空の写真家の名前で
後にフリードマンが「キャパ」を名乗って
タローが独立していく。
その矢先にタローは戦場で天国へ旅立つ。
【ロバート・キャパ】の写真については
以前(消滅してしまった)のブログにも
綴ったが 写真をみていると…
「音」「声」「風」「香り」
まるでその場にいたかのような
五感にも触れられるのである。
戦場の写真だけでなく
こどもたちの無邪気なしぐさや
人間味あふれる瞬間を感じられ
キャパの写真が私は好きである。
そして
どんな現実の状況下においても
”真実に向かって近づいていく勇気”
そこに自分の中の信念と重ね合わせ
憧れるのである。
東京都写真美術館で5月11日まで開催
展示物の中には
キャパが最後に撮った写真のネガ、カメラ
タイからお母様に送った手紙
キャパはタイ経由ベトナムに入り他界する
バンコクのオリエンタルホテルの便せんに
書かれたお母様への手紙
お母様の手元にはいつ届いたのだろう?
二度と会えない息子からの手紙を
受け取った母の気持ちに寄りそうと
胸がギュッとなる。 (;д;)
今回の展覧会で好きな一枚。
それは
負傷したロシア軍の兵士を
ケアするアメリカ軍の看護士の写真。
その姿をみると
敵とか味方とか
愛はその次元を超え
大きなものを創り出すことを
思い出させてくれる。
ロバート・キャパの名言
「戦場カメラマンの一番の願いは
失業することなんだ」
期間終了まであと僅かですが
ぜひともオススメの写真展です。
5月11日 年に一度の「母の日」に
生んでくれた育ててくれた大切な人に
お手紙を書くのはいかがでしょうか。
Tarot Therapist 南咲佳歩☆
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【東京都写真美術館】
恵比寿ガーデンプレイス内
公式ホームページは→コチラクリック
<PHOTO>
東京都写真美術館(東京)
EBISU/TOKYO
May 2014