猫に学ぶ -6時限目-

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物置小屋にいる猫ファミリーに

ご飯をあげつつ  一方で 

もし最悪な事態を想定すると

保健所に連れてかれてしまう可能性がある

と、そのリスクを考え

子猫のうちに里親探しも必要か と

私も家族も思っていた矢先のことです。

 

一匹も残らずいなくなってしまいました。

 

物置小屋から外へ出るには

おとな猫がハイジャンプして

サーカス級の技で前足をうまく使い

バランスとらないと地上には降りれない為

ヨチヨチ歩きの子猫だけではムリ。

 

お母さん猫は子猫をくわえて

一匹ずつ移動させたのです。

 

子猫たちは声をひそめてじっと

きょうだい全員揃うまで

外で待っていたのでしょう。

 

お母さん猫は《決断》したのです。

 

私たちが里親探しをしようとしているのを

テレパシーで感じたのか?

子猫をくわえるには限界の大きさまでに

成長したからなのか?

いずれにしても

物置小屋は<安全な場所でない>

そう判断したから

外は屋根もなく餌もないけど

それよりも子供たちの安全を

優先に《決断》したのです。

 

決して人間に子供を

さらわれないように。

 

人間界ではどうでしょうか?

 

人は《変わる》ことに

一種の恐れを抱きがちです。

 

特に環境と人間関係において

例えば

会社を辞める、転職する

転勤する、移住する

恋人と出逢う、別れる

結婚する、離婚する

関係性を絶ちきる、関係が始まる

 

会社の辞令などは 

一見<自分の意思ではない>

と、思いがちですが 

人生を遠いところからみてみると

人生のお勉強仲間

出逢うべき人とのきっかけ

つまり

自分の意思がないような出来事も

自分の人生プログラム上にある

《選択》の場面でもあるのです。

 

例えば、転勤先に移動することで

その人の人生にとって

生じるリスクがあると判断した時 

その道を「そのまま進まない」選択もある。

それは「転職」「独立」といった

《決断》が人生の転機になるのです。

 

人生の《選択》と《決断》は

常に自分の中にあります。

 

仕事だけではありません。

私は延べ1万件以上

様々な方の人生のお話を

タロットを通じて聞かせて頂いており 

時に事件に発展する危険性がある方も

いらっしゃいますが 

タロットを通じてその方が

まずは「話せたこと」

そのことそれだけで 

人生の一歩を踏み出し

はじめたことになるのも事実です。

 

ニュースをつけると流れる殺人事件etc

事件の加害者と被害者の関係は

<身近な人との関係性>であることが

多いように感じます。

 

暴力に苦しんでる方は

言わない 言えない 言うことができない

事件が起きていても

表に出ないでいる状況が

世の中にはたくさん存在します。

昨今では<デートDV>と名前がつくほど

同居してない関係でなくても

身近な関係から暴力は起きています。

DV・虐待は 

死に至る可能性のある恐ろしい行為。

単純に

大人の腕力と子供の腕力

男性の腕力と女性の腕力

どちらが強いのか?

考えるまでもありません。

もちろん腕力だけでなく

精神的な苦しみも同じ。

(昨今では女性による

特に精神的苦痛を与える

男性へのDVもあるとのこと)

 

日本の法律の見直しは

常に改善していく必要性がある。

 

もしも一人で苦しんでいるならば

まずは声をだして「助けて!」と

一歩をふみだしてください。

 

支援してくれるところがわからない

逃げることが精一杯

自分の居場所を知られたくない

 

でも 

この世は自分一人じゃない

そのことを忘れないで。

 

私が23歳の時学んだ

日本で最初に

女性による女性のための

カウンセリングルーム

「フェミニストセラピーなかま」

ここで私は2年間講座受講し

臨床心理士を目指すきっかけ

となった場所でもあります。

 

シェルターではないですが

信頼できる情報や

何かのきっかけになるかなと

リンクを下記にご案内します。

 ↓クリック↓ 

59164

 

お母さん猫のように

たくましくゆるぎない

《決断》と《一歩》には

自分にも 他者にも

そこには 大きな「愛」がある。

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<PHOTO>

下:コネコを守るお母さん猫

足元には子猫3匹もいるよ

 2013

 

 ーつづくー(クリックで7時限目にジャンプ)

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